想い

私が化粧品を選ぶときに大切にしていることは
ナチュラルなもの、敏感肌の方も使えるやさしい処方のもの。
容器にお金はかけていなくて、香料や着色は植物性のモノを使い、乳化剤(石油系界面活性剤)が入っていないこと。

お肌が敏感な方は、化粧品を選ぶのに大変苦労をされます。
何を使っても合わないというお悩みをお持ちです。肌のダメージになる成分は受け付けないので、ある意味肌の防衛本能が強いとも考えられます。
自分の肌質に合ったやさしい処方ものを見つけさえすれば、肌のダメージ成分が入っていない分、肌を美しく保つことができます。

肌が特別弱い方でないとしても、肌に負担をかける成分が入っているよりも入っていない方がいいですよね。長い目でみるとそれだけで、美肌づくりができていることになります。

ほとんどの化粧品には乳化剤(石油系界面活性剤)が入っていてオーガニックや無添加、肌にやさしい処方と書いてあっても乳化剤(石油系界面活性剤)は普通に使われています。
私はこの乳化剤が肌にダメージを与えているものと考えているために、乳化剤不使用のものを好んで選びます。

その他にも肌ダメージになる防腐剤の種類や鉱物油、アルコールなども不使用のものを好みます。

化粧品は続けられなければ意味がない。

化粧品の箱代容器代になるべくお金をかけず、中身にお金をかけていて、価格は抑えめで、高品質でコスパの高いもの。
高品質で高価なものは素晴らしいけれど、毎日使うモノなら続きません。

私好みの肌にやさしい処方の化粧品をつくる会社さんに共通しているのが、品質へのこだわりとコスパの良さ。容器にはなるべく費用をかけず中身重視で作られているところがほとんどです。
化粧品メーカーの多くは乳化剤(石油系界面活性剤)を使用します。少数ではありますが、乳化剤(石油系界面活性剤)を不使用でつくっているメーカーも存在します。なぜ少数なのか?面倒でも、コストがかかっても肌に良いものをお届けしたいという想いが容器に費用をかけず中身重視にすることとリンクしているように私は思っています。

私は早くから地元を離れ一人暮らしをしていました。地元の普通高校を卒業し就職したので特別なスキルはありませんでしたので、フルタイムで働いても暮らすのが精一杯という生活を長年してきました。
美容代にあまり費用をかけられなかったので、コスパのよい化粧品を探したり、ときには手作り化粧品もつくってみました。

手作り化粧品はさすがに面倒になってすぐに挫折してしまいましたが、コスパのよい化粧品を探しているうちにこんな風に思うようになりました。

コスパのよい化粧品ってあまり知られていないところが多いけど、広告費にお金をかけていないから手頃なのかな?

有名メーカーの化粧品はCM制作費やタレントさんを起用したり、テレビでCMを流すのには、きっと普通の人には想像もできないほど莫大な費用がかかっているはず、有名メーカーの広告費ってどれだけかかっているのだろう?
デパートに出店したり、売り場で働いている人の人件費や場所代はモチロンのこと商品にかかる容器や化粧箱、サンプルなどすごく経費が掛かっているけれど、もしかして化粧品代の中にコミコミなのかな?

それって中身は一体いくらなの?

そんな疑問が湧いてくるようになりました。

大企業は大きな市場と資金でまわっているので、私がいくら想像してもわからないことです。そして化粧品の中身がいくらかかっているかなんてことは、実はよくわからないことです。
成分だって何が入っているかはわかっていても、何パーセント入っているか表示はありません。わかることと言えば、成分の多い順番に表示されているということだけです。

「化粧品は高いものほど良いものとは限らない。」というのがコスパにこだわり美容業界にいた私の思うところです。